登録 2002/07/01
私が 「ゲートキーパーズ」 という作品に興味を持ったのは、やはり田中公平先生が音 楽を担当されているからでした。 ゲーム版、TV版ともに大変面白く、私のお気に入りの作品の一つでした。 ですがシリーズ最新作 「ゲートキーパーズ21」 に関しては、個人的な事情から前情報を何一つ知らなかったので、完全にノーチェックでした。
そんなある日、某アニメ専門店でいつも通り品物を見ていたとき、私の耳に不思議な 感じの歌が聞こえてきました。 その歌の流れる方に近づいてみると、CDラジカセの横に一枚のCDが置いておりました。 それが今回感想を書かせていただく 「ゲートキーパーズ21」 のCDマキシシングルだったのです。
まずトラック1 「今日、笑顔があれば」 です。
この曲を聴いたとき、頭の中にこれまでの 「ゲートキーパーズ」 のいろいろな場面が思い浮かびました。 その理由ですが、公平先生がご自分の内で、この 「ゲートキーパーズ」 という一連のシリーズに対するしっかりとしたイメージを十二分に確立した上で作曲されているため、曲を聴いた人を 「ゲートキーパーズ」 という作品の世界に、自然と引き込んでくれるからだと思います。
野川さくらさんの歌唱は初めて聴いたのですが、変に飾らない自然な歌唱が大変魅力的で、歌詞の持つ意味が素直に伝わってくる素晴らしい歌唱だと思いました。 リズム感の良さも特筆されるでしょう。
さて某アニメ専門店で、私の耳に飛び込んできた歌、それはトラック2 「羽音」 でした。
私は、これまで公平先生の作曲された歌を数多く聴いてきましたが、この 「羽音」 にはこれまでの歌を聴いた時とは、まったく違う感想を持ちました。 変な表現ですが、この 「羽音」 という曲は、「体に染み込んでくる」 のです。 これまで聴いてきた歌は、私にとっては感情に直接訴えかけてくるものだったですが (たとえば、サクラ大戦3の 「未来 (ボヤージュ)」 やサクラ大戦4の 「君よ花よ」 等です)、この歌 は私にとって、もっと心の奥深い部分に訴えてくるものなのです。
某アニメ専門店で初めて聴いた時、しばらくその場から動けなくなりました。 (実話です。 さぞかし他のお客様の迷惑になった事でしょう) 体に染み込んできたり、その場から動けなくなった理由はいろいろ考えられますが、最大の理由はなんと言っても、渡邉淳子さんの歌唱にあると思います。 フレーズの終わりの歌唱に特徴があり、一つ一つの言葉を大切にされ、どのような音域でも安定感のある声は、一度聴いたら忘れなくなると思います。 また途中から加わる、ゆっくり確実に歩んでいくようなチェロのパートも印象に残りました。
「羽音」 と映像との関連ですが、最後のほうの歌詞に 「時は流れて〜」 という言葉が あります。 この言葉の部分についている映像が、また意味深な物になっていると思いますので、ぜひ映像のほうも合わせて鑑賞される事をお勧めいたします。
最後になりますが、「私は公平先生のファンです!!」 と自負されている方は、ぜひ この2曲を聴く事をお勧めいたします。 とても自然でリズム感の良い野川さくらさんの歌唱、安定感があり一度聴いたら忘れなくなる渡邉淳子さんの歌唱は、必聴です!!
それでは失礼します。 ありがとうございました。
* この日記を読んでいただいた感想をぜひお聞かせください。 今後の参考にさせていただきます。
↓のアドレスによろしくお願い致します。
yamanohito@syd.odn.ne.jp
↑Back 投稿・頂き物のコーナー へ戻る