第2部: 〜サクラな夜〜 「サクラ大戦シリーズ」 歌とBGMコンサート (炎のオケコン体験記)
15分の休憩をはさんで、コンサートは後半第2部へ入ります。横山智佐,富沢美智恵,高乃麗,田中真弓,渕崎ゆり子,西原久美子の6名 (敬称略) がステージに登場。各人とも、ドレス等による 華麗な盛装 (キャラの服装ではない) です。 さすがに今回は "色付きのカツラ" なども無しでした。 遠目だったので、残念ながら詳しい服装まではよくわかりませんでしたが。
個人的に、歌の中に歌詞以外の台詞が入ると "醒めてしまう" 質なもので…、冒頭の 「ウィリアムがいないぞ」 云々のところで少々 ひいてしまい ました。また、この曲はこの時初めて聴いたというせいもあり、何ら思い入れ等無い身には正直あまりにも長く感じました。 (実際、約12分とかなりの長さの曲です) 基本的に、歌が主で楽器等は従という雰囲気の曲なので、演奏についてはあまり表立っては印象に残っていません。歌については、とにかく 高乃麗嬢,田中真弓嬢の凄い声量に、ただただ圧倒され ました。一方、横山智佐嬢のマイク設定音量が低かった (もしくはマイクが遠かった?) ためか歌声が聴き取りづらく、そのせいで釣り合いの悪さが際立ってしまったようなところがあり、その点とても残念でした。
その後、CDを入手して何回か聴いてみたところ、各所の情感の起伏等なかなか魅力に富んだ曲 と再認識しました。もしもコンサート前に何回か聴いていたら、恐らくは、もう1,2段階高い評価になっていたものと思います。
ここで、司会のお二人によるトークが入ります。第2部では曲間に花組各メンバーの衣装替えがあるので、いきおい、お話も長くなるようでした。 おかげで、公平先生の軽妙トーク (?) が沢山聞けました。
「昔と比べて、メンバーが皆しっかりまとまって、例えば "檄帝" の中の台詞とか、ピッタリ合うようになったよね〜」 「副支配人としても嬉しいことです」
あ…折笠嬢、いきなり "藤枝あやめ" モード になってるし。(笑) ところで。今回第2部で演奏される曲については、「オーケストラに向いている、というものから 選びました」 とのこと。うぅむ、なるほど。
以前から、伊倉一恵嬢の声質には惹かれるものがありました。が、特に今回のコンサート・この曲での 叙情感溢れる歌声は正に感涙もの でした。それを裏から支え盛り上げる、非常に "聴かせる" ストリングスなど、オーケストラアレンジも極めて素晴らしかったと思います。また、この曲以降、各歌い手毎のマイク音量が適切になったように感じました。 ちなみに、プログラム等にて 「春風の恋唄」 と記されているのは間違いで、正しくは 「春風の恋歌」 です。
実は曲全体を通して聴いたのは初めてだったのですが、秀逸なメロディフレーズに、正に流麗としか言いようの無いストリングスの響きに、そして素朴なギターの音色に 一発で魅了され ました。ただもう素直に、とっても・ひたすら感動また感動、です。サビ部分 … 空想は ぼくのつばさ … での渕崎,西原両嬢の歌声のハモり具合も良かったですね。今回のコンサートで 一番印象に残った曲 として挙げたいと思います。
この曲も、実は今回のコンサートで初めて聴いたようなものです。 (…ファン失格?) が、これまた一発で 心の琴線を鷲掴み (?) されてしまいました。まず、冒頭の寂しげなストリングス旋律がとっても印象に残ります。そして後半、曲調が切り替わりワルツへと入っていき… 脳天から爪先まで痺れるほど の感動が! いやもうはっきり言って、この曲には泣けました。 コンサート終了の翌日、速攻で 「サクラTV歌のアルバム」 を買いに走りましたよ。えぇ。 (て言うか、それまで入手していなかった 自分を、許せないような気持ち だった)
ここで再び、曲間のお話が入ります。 「広井王子さんは、最近新たに "作詞家" という肩書きが付いたんですよ」 うーん、いつの間にか100曲も作詞なさってたんですね…凄いなぁ。続いて話は、歌曲を作る際の担当者の苦労度合 (?) という内容に移っていきます。
「作詞家と作曲家は、どちらが大変だと思います?」
「うーん…作曲家ですか?」
「1番,2番…と違う歌詞を付けなくちゃいけないから、作詞家の方が大変 ですよ。作曲家は1番も2番も同じでいい訳ですから」
うーむ。公平先生、謙遜してるなぁ。…と思っていると更に
「でも、アレンジャーはもっと大変 ですよ。なんと言っても、イントロ・間奏・etc. 全部書かなきゃいけないですからねぇ」
編曲担当者へのお世辞めかして仰ってましたが、これって公平先生ご自身の経験に基づく意見でもあるのかなぁ、と感じました。 ちなみに 「今回は実は "サクラ大戦3" の曲の演奏も予定していたのが、ゲーム発売延期のため不可能となってしまった」 とのお話も。 トークの間に、ステージ上にはグランドピアノが用意されます。こ、これは、もしかして…と期待していると
「歌も歌ったし、司会も終わりだし。あとは…」
いよいよ、ピアニスト田中公平、登場 です。
冒頭からパイプオルガンの重低音がうなりをあげます。 (残念ながら、紹介された担当演奏者のお名前は聞き取れませんでした) この曲一番の聴きどころと言えばやはり、叙情感たっぷりにメリハリの効いた間奏部分 をおいて他には無いでしょう。 公平先生のピアノもはっきり聴き取れますし、ね。 歌声や主要メロも悪くはないのですが、各フレーズともどうにも重苦しさが感じられ個人的にイマイチ没入できません。もう少し静かに "音を落とす" ところがあっても良いように思います。
「メイン・テーマ」
この曲が実際に演奏されたか否かイマイチ自信がありません。 帰宅後あれこれとCDチェックしているうちに、わからなくなってしまいました。(苦笑) 聴いた時、「ゲーム (サクラ大戦1) の導入部分で流れた曲だな〜」 と思った覚えがあるので、たぶんこれだとは思うのですが…。
→ 「帝都おでかけ」
※ 訂正: 全然違ってました。(汗) 結構耳に馴染んでいた曲の筈なのに何故聴き間違ったのか…
今となっては全くの謎です。 会場の雰囲気に舞い上がっていたのかも…ということで何卒ご容赦を〜。
「時は忘却の中に」
この曲は間違いありません。夜の帝劇にて流れる曲ですね。この時は、本来は琴のパートである部分をクラリネットが代わって担当しており、オリジナルとは違った魅力を醸していました。また、メロディラインを引き継いだヴァイオリンの響きがとても綺麗で印象に残っています。 この曲のオリジナルは他にも 「帝劇・夜のテーマ (サクラ大戦2 蒸気蓄音館)」 や 「それぞれの夜 (サクラ大戦TV BGM集 蒸気蓄音館)」 などとしてCD収録されています。後者のヴァージョンが、コンサートで演奏されたものに一番近そうです。
「作戦指令」
※ 追記: 完全に抜けてました。(涙) 全くもって面目無いです。
「帝都のために…」
この曲も恐らく間違い無いものと思います。高音で高らかに吹奏された金管の響きが、なんと言ってもこの曲の中で一番印象的でした。 この曲のオリジナルとしては他に 「光武舞う! (サクラ大戦TV BGM集 蒸気蓄音館)」 としてCD収録されているものがあります。
「喜びのテーマ」
これまた自信の無い曲のひとつです。 「ゲーム (サクラ大戦1) の最終話で、すべて決着がついて "めでたしめでたし" な時に流れた曲…だったかなぁ。うーむ…」 などと思った覚えはあるのですが。 もしかすると 「お別れ… (Disc2-Track22)」 の方だったかも。
※ 訂正: この曲は実際には演奏されていませんでした。 次曲の導入部を記憶違いしていたものと思います。 ごめんなさい。
「がんばれ!帝国華撃団」
この曲は間違い無いはず。シミュレーション戦闘画面にて使われていた明るいアップテンポの曲、ということで一発でわかりました。 この曲のオリジナルとしては他に 「光武発進! (サクラ大戦TV BGM集 蒸気蓄音館)」 としてCD収録されているものがあります。
※ 訂正: さも自信ありげに 大うそ を記していました。 誠に申し訳ありません…。
実際にはこの曲は演奏されておらず、恐らくは、次曲の前半部との勘違いです。(大汗)
「勝利!」
最後の締めは、"檄帝" のインスト曲 (テンポの速いもの) です。徐々に手拍子 (パンフ中にも拍手のお願いが記載されていた) が湧き起こり、会場全体が大いに盛り上がりました。 …ただ、正直言うと、純粋に曲に集中して聴きたかったようにも思いましたが。 実際には、「サクラ大戦TV BGM集 蒸気蓄音館」 収録の 勝利!! と 檄!帝国華撃団インスト を合わせたような曲に仕上がっていたと思うのですが、記憶が定かではありません。
※ 追記: 最後の結び 「ちゃらっ ちゃらっ ちゃら」 の部分が、同音盤 Track35 檄!帝国華撃団インスト から採られています。
コンサートのトリ、ということもあったのでしょうか。どの曲も充分に満足のいく演奏・仕上がりだったと思います。この響きをずっと聴いていたい・この雰囲気をもっと堪能していたい、という至福の時間は瞬く間に終わってしまい、コンサートはいよいよ終演を迎えます。
一応判明した曲については以上ですが、他にも2曲くらい演奏されていたように思います。が、そのへんについては、実況収録CDが出てから確認ということでどうかご容赦を。
<開場 〜 開演> <第1部> <第2部> <アンコール> <閉幕>
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