トリフォニーホールへ … 上野公園 錦糸町 にて
〜 期待と出会いとデジカメと 〜
会場となる すみだトリフォニーホール に到着したのが、おおよそ11時。 2階の大ホール入り口へ向かう階段脇、そこに立つ案内板にはしっかりと 「公開録音」 の掲示がありました。 これから体験する一日に思いを馳せ、正に感無量といった心地です。 IMAGINEの森さんからは 「12時頃に来て下さい」 と言われていたので ── 時間をつぶす為にホールの周りをゆっくりぐるっと散歩することにしました。

まずは大ホール入り口へ。 まだ扉は閉ざされており、さすがに、周囲にも観客・関係者含め人っ子一人見当たりません。 更に建物の裏手を歩いたりベンチで休憩したりした後、器材等の搬入口へと周って来ると、そこには 「IMAGINE Sound Factory」 と記された社用車 (ワンボックスカー) が停められていました。 また、すぐ横には、楽器等運搬用と思われるトラックも見られました。 ひととおりの散歩が終わり、時刻は11:30。 予定よりまだ30分ほど早いですが、もはや辛抱たまらず(笑) いざ、楽屋口より "劇伴音楽録音の現場" へと潜入 です。

まずは、楽屋口の受付にて身分申告。
「あの、今日の公開録音にお邪魔することになっている佐々木と申しますが」
「あ、スタッフの方ですか。 こちらのリスト中にお名前はございますか?」
「えぇと、正式なスタッフではないので ──」
などと受け答えしつつ、差し出されたリストに目を通すと…な、なんとリスト末に
デジカメ 佐々木
との記述が! 一瞬、同姓の他人かとも考えましたが、たしかIMAGINEには佐々木という名前の方は居なかった筈。 ということは…
「あ、あ、あ…あの…えぇっと…ここ (指で示す) に書いてある佐々木です」
驚きのあまりついついドモってしまう@SSK。(苦笑) それにしても、"デジカメ" っていったい…。
「はい ──
イマジンスタッフの方は突き当たり奥の方にいらっしゃる筈ですので、どうぞ」
関連スタッフと思われる方が幾人かいらっしゃる中、ぺこぺことお辞儀しつつ奥へ向かいます。 うぅ、キンチョ〜するなぁ…。 地に足がつかないような気分で歩いてゆくと、なにやら制御卓らしきものが置いてある少し広い場所に出ました。 そして、更に奥へ向かおうとしたちょうどその時 ── いきなり、すぐ横の扉 (ステージへ繋がっている) から大勢のスタッフの方々が打ち合わせをしながらやって来るではありませんか。 しかもその中に、森さんと…うわっ、公平先生がいらっしゃるよ〜! どうしよどうしようわ〜。 (< まだ心の準備が出来ていなかったので、ただもう興奮&動揺している)

なんとか気を落ち付かせつつ ──
スタッフ同士のお話し中に失礼して、公平先生にご挨拶。
「HPの方作らせて貰ってます、札幌の佐々木です…どうもはじめまして」
「あぁ、@SSKくん? どうも〜ようこそ」 (← このへんの公平先生の言葉うろ覚え…)
非常にお忙しい折にもかかわらず、公平先生の控室にお邪魔して少しだけお話などさせて頂きました。 (その節は本当にありがとうございました > 公平先生) 具体的な話の内容等については ひ・み・つ。(笑) …て言うか正直なところ、(かなり緊張してたらしく) お話させて貰った内容についてはあんまり覚えてないんですよね。

「今日は楽しみに聴かせて頂きます」 と、公平先生の控室をとりあえず辞去。 続けて、IMAGINEスタッフの方々の控室にお邪魔して、齋藤社長,多田先生,浜口先生,Web主任澤口さんなどに各々ご挨拶させて頂きました。 森さんからは、本日のおおよそのスケジュールを伺い、それから 立派なデジカメ を貸して貰います。
という訳で、デジカメ係を拝命したのをよいことに (森さんや公平先生をはじめとするスタッフの皆さんのお気遣いに感謝)、ここぞとばかりにあちこち見て回らせて頂きました。 まずは舞台裏。 関連スタッフ控室の辺りは、下図のような配置 になっていました。
1. 公平先生 控室
続いて、実際に音楽が収録されるホールへと向かいます。 ステージへ繋がる扉をくぐると、そこには ──

ステージ上、眼前一杯に準備されているイス,マイク,そして楽譜台…演奏家ならぬ身としては、これほど間近 (しかもステージ上) でこのような光景に接したことなどある筈も無く、正直なところ一瞬足が竦むような感さえ覚えました。 楽譜台の上には既に、公平先生の 血と汗の結晶 である本日収録用の楽譜も用意されています。 思わず楽譜をパラパラとめくってみたくなる気持ちをグッと抑え、所定の任務(?)を果たすべくさっそく撮影開始です。 お借りしたデジカメと@SSK個人の安物APSカメラとを各々ぶら下げ、より良いアングルを求めつつ(笑)、いまはまだ無人の客席をあちらこちらへと歩き回ります。

更に、楽器とマイクの配置をチェック。 万が一にも 楽器やらマイクやらを巻き込んでコケたりすると全く洒落にならない ので、ステージ脇からおっかなびっくり眺めつつメモしたものですが、一応その内容を下記に載せておきます。 よく見えなかったり一部メモ忘れ等の為、若干自信の無いところもありますけど…その点はご容赦下さい。

A:第1ヴァイオリン x12, B:第2ヴァイオリン x10, C:ビオラ x8, D:チェロ x8, E:コントラバス x6,
F:ピッコロ x1 & フルート x2, G:オーボエ x2, H:クラリネット x2, I:ファゴット x1 & コントラファゴット x1,
J:トランペット x3, K:トロンボーン x3, L:ホルン x4, M:チューバ x1,
N:ティンパニ x1, O:バスドラム(大太鼓) x1, P:スネアドラム(小太鼓) x1, Q:シンバル x1, R:ドラ x1,
S:マリンバ x1, T:グロッケンシュピール(鉄琴) x1, Z:キーボード (音合わせ用,実際の収録では未使用) x1
X:公平先生 (指揮台 +長時間の指揮に備えて椅子も)
大きな黒丸は 「高さ4mほどの長マイク」 を、またオタマジャクシのような印は 「高さ2mほどの中マイク」 を各々示しています。
他にも各所に1mほどの小マイクが多数用意されていました。
※ P,Q,R,T の並び順にイマイチ自信がありません。(汗) また楽器とマイクの位置はおおよそのものです。
上記の楽器構成や各写真等を見て頂ければわかるように、正に "フルオーケストラ" と言えるような非常に重厚な編成 となっていました。 ミュージシャンの方々が続々と集まり、テキパキと準備が進められてゆく様は、その過程を初めて間近で見た@SSKにとっては、ただもう "圧巻" の一言。 実際の演奏・録音に向けて、期待感と興奮が一層高まってゆきます。

12:20頃、ミュージシャンの方が全員揃いました。 ── いよいよ、本日収録の前半、非公開部分の録音が開始されます。
<プロローグ?> <トリフォニーホールへ> <前半 非公開録音> <後半 公開録音> <終演,そして> <エピローグ>
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